社会課題91 生態系・生物多様性を破壊する行為のない社会を実現する

この社会課題は上記のSDGsの目標達成につながります。

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社会課題の概要

私たちの暮らす地球上では、異なる生物種に恩恵をもたらすことで、相互扶助的に命が維持されている。たとえば、土壌は植物に養分を与え、植物は動物に酸素を恵み、動物の死骸は土壌を豊かにする。こうした生態系の一部である人間の生活を守るためには、生態系を守ることが重要だ。 たとえば、農家の収益を守ろうと農作物を食い荒らすシカを駆除すれば、シカを取り巻く生態系が崩れ、やがて人間の生活にも影響を与える。このような生態系の変化のなかで絶滅した生物種とその循環の輪は、人間の手で再生することは困難であることからも、今後は、科学技術や経済発展と生態系の維持の両立が課題となっている。 そして、密猟の検出や有益な職業機会の提供等を含め、密猟を防止することで、陸域・海洋生態系への影響も低減する。 現在、Co2を排出しない人工光合成技術や、輸送時の外来種持ち込みによる害を防ぐ処理装置の開発、野生動物を監視するためのドローンや観測技術など、既存の生態系を保護するための様々な技術開発が行われている。

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陸の豊かさも守ろう

「生態系・生物多様性を破壊する行為のない社会を実現する」はSDGs17目標のうちの「陸の豊かさも守ろう」と紐付いており、その中の下記のターゲットと関連しています(参照: ユニセフ:持続可能な開発目標(SDGs)とターゲット

保護の対象となっている動植物種の密猟及び違法取引を撲滅するための緊急対策を講じるとともに、違法な野生生物製品の需要と供給の両面に対処する。

2020年までに、外来種の侵入を防止するとともに、これらの種による陸域・海洋生態系への影響を大幅に減少させるための対策を導入し、さらに優先種の駆除または根絶を行う。

持続的な生計機会を追求するために地域コミュニティの能力向上を図る等、保護種の密猟及び違法な取引に対処するための努力に対する世界的な支援を強化する。