社会課題16 全ての人が適切に医療や保健サービスを受けられる社会を実現する

この社会課題は上記のSDGsの目標達成につながります。

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社会課題の概要

医療・保健サービスへのアクセス拡充が広がれば、許容可能なレベルの費用で全ての人が平等に医療や保健サービスが受けられる社会システムと人材育成を拡充する社会を実現する。 まず挙げられるのが、地域の医療格差である。地域の格差が是正されれば、全世界で年間3,000万人の命を救うことができる。 現在、世界の死亡者の半数以上は予防法・治療法を確立されている疾患で亡くなっているが、その95%は開発途上国で起こっていると推定される。 その格差を解決しようと、ジェネリック医薬品などの安価な治療薬の開発が進められており、多くの人に医薬品が届けられることを実現しようとしている。 一方で、感染症のリスクに備えるため、衛生環境・医療の提供環境の改善も求められている。 現在、IT技術の活用によって、世界中どこでもかかりつけ医と同様の診察が受けられる電子カルテネットワークなどのサービスの開発が進められおり こういったサービスの実現によって地域格差のない高レベルな医療を実現できれば、より多くの人が助かる世界を実現するかもしれない。 医療ミスも大きな課題である。患者・医療従事者両方にとって安心出来る医療空間の実現につながる。 現在、医療ミスは心疾患・がんに次いで死亡理由の第3位と指摘されており、アメリカだけでも毎年25万人が命を落としていると指摘されている。 しかし医療ミスの原因には、医薬品の取り違えなどのヒューマンエラーや、手術に必要な感覚的を磨く場が少ないなど様々な課題がある。 現在、こういった課題の解決に向けて、効率的に手術のトレーニングが出来るVR技術や、投薬や輸血の取り間違いを防止する仕組みの臨床研究などが進められており、このようなサービスによって、患者が医療ミスによって被る被害を減らすだけでなく、医療従事者にとってもより簡単に、より質の高い医療の提供を可能にするかもしれない。

この社会課題に取り組んでいる企業

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すべての人に健康と福祉を

「全ての人が適切に医療や保健サービスを受けられる社会を実現する」はSDGs17目標のうちの「すべての人に健康と福祉を」と紐付いており、その中の下記のターゲットと関連しています(参照: ユニセフ:持続可能な開発目標(SDGs)とターゲット

3.8 全ての人々に対する財政リスクからの保護、質の高い基礎的な保健サービスへのアクセス及び安全で効果的かつ質が高く安価な必須医薬品とワクチンへのアクセスを含む、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)を達成する。

3.c 開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国において保健財政及び保健人材の採用、能力開発・訓練及び定着を大幅に拡大させる。