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株式会社地圏環境テクノロジー/代表取締役社長インタビュー「最先端Tech企業のトップの人事戦略」

「水を知りたい。」という普遍的なビジョンと採用基準

 ※デスクで執務にあたる田原社長

<株式会社地圏環境テクノロジーについて>
2000年に東京大学発ベンチャーとして創業。同大学で開発された統合型地圏水循環シミュレーション技術(GETFLOWS)を利用して、様々な水問題の解析・評価・対策提案を行っています。また大手飲料メーカー、大手建設会社から官公庁および自治体を顧客とし、水に関わる事業のコンサルティングサービスを提供しています。

<採用担当:代表取締役 田原 康博 氏>
地圏環境テクノロジーは、アスタミューゼの採用サービス「SCOPE」をご利用いただき、2名の技術系専門人材を採用されました。そのうちのおひとりのソリューション事業部 石井大樹さん(30代)を採用したプロセスについて、社長自らお話しいただきました。石井さんは大手自動車関連企業でエンジニアとして8年働いていた30代の若きエンジニアです。

研究者の資質を持つ営業能力が高い技術コンサルタントを「SCOPE」で。

※オフィスの風景。いまは80%以上がリモートワーク

「最初は、アスタミューゼさんから、当社に非常に興味を持っていただいて、サービスのご提案をいただきました。」2年ほど前、アスタミューゼのカスタマーサクセスの責任者が、地圏環境テクノロジーの独自の技術である『GETFLOWS』に興味を持ち、社長へ直接、当社の採用サービス「SCOPE」をご案内いたしました。
田原社長は、いままで大手の求人広告や人材紹介を利用していましたが、自社ならではの専門性を持つ技術人材の採用に課題を持たれていました。アスタミューゼの採用サービス「SCOPE」であれば、研究者や技術者の会員が多く、R&D部門や研究部門の採用実績もあるので、研究者としての気質を持ちながらも、営業能力が高いコンサルタントを採用できるのではないかと可能性を感じていただきました。
「水」および「水環境」は、多くの産業に関わるものです。新しい製品を生産しようとすると、新たに水環境にどういう影響が生まれるかは多くの企業が向き合わなければならない重要な課題です。また建設会社が建造物を建てる際も同様です。また水害の多い日本では行政や自治体も、河川や海、農業や林業、水産業から都市計画まで常に水環境の対策を行っています。

そのような根本的な社会課題にしっかりと向き合えるコンサルタントは、高い専門性を持ちながら、顧客と関係性を築くための営業力を兼ね備えるような希少な人材です。

トップとしての採用視点「水を知りたい。という意識。」

※水環境を地震でどう変わるかシミュレーションし3DMAP化

田原社長は、最先端テクノロジーをアップデートしながらも、温故知新をすごく大事にされている方です。「日本は、30,000以上の河川があり水と暮らしています。それは、デジタルテクノロジーが生まれる遥か昔からです。時代に合わせながら水と向き合っています。例えば、江戸時代に幕府は利根川の氾濫を防止するために、千葉へ流れを変えました。加藤清正は、熊本に独自の治水・利水技術を作り、水害が少なく農業がしやすい街づくりを行いました。シミュレーションもできず、ドローンや空撮で空から見ることもできない時代にも、常に治水・利水は大きな日本の社会課題であり、また水と生きることで生活を豊かにしてきました。そこに地圏環境テクノロジーの技術を加え、世の中を発展させたいのです。」田原社長は、先人の知恵や工夫から新しい知識や技術を生み出しています。

だからこそ、地圏環境テクノロジーが普遍的に大事にしている価値は「水を知りたい。」という思いです。そして、人類が未来永劫に関わる「水における社会課題」への強い意思を採用基準として持っています。田原社長は「水を知りたい。という事は、自然を知りたいということ。それは人間の根本的な興味関心、好奇心の源泉です。その人間の本質を大事にしています。」と仰います。

 

石井さんを採用したいと思った「経験と、思い。」

※コンサルタントとして活躍する石井さん

石井さんは、30代半の中堅のコンサルタントというソリューション事業部門の中心を担う人材として採用されました。田原社長は、「水を知りたい。」思いという採用基準に加えて、30代の人材には「社会人としての考え方や、所作を見ています。」とお話されました。「顧客サービスというコンサルティングは、自らお客様の事業を手伝うというポジティブで前向きな姿勢が非常に重要になります。30代というリーダーシップを少しずつ求められる世代には、自分の頭で考え、自ら取り組む姿勢を求めています。その基準に、石井さんは、ばっちりマッチしていました。」石井さんは大手企業で様々な部門を経験しながら揉まれてきたタフさと、顧客へ自分の力をしっかりと総合的に提供したいという前向きな姿勢を持たれていました。そして、自身の研究とキャリアを活かし、環境問題や水循環の課題に取り組みたいという思いがあり、田原社長は採用決定されました。「もちろん、年代に応じた採用基準もあります。報酬も採用には重要な判断材料です。それでも、ウチは、水へ興味のあるヒトが、門戸を叩いてくれます。石井さんのような思いのあるヒトが来てくれるのは非常に嬉しいです。」とお話されます。それは、明確に「水の社会課題」に取り組むビジョンと、よりよい水との暮らしを創造するミッションを、田原社長が自ら発信し続けているからだと強く感じました。

コロナを超えて、さらにSDGs、ESG投資に真剣に取り組む。

「20年もの間、ニッチ分野であるモデリング・シミュレーションによる水問題解決に取り組んできました。爆発的に伸びる分野ではないですが、水環境のシミュレーションは、自社の核として、しっかり取り組んでいきます。ただ次の10年は、その基礎を活用し、水と真摯に向き合う企業のサポートを行っていきたい。」と田原社長は仰います。それは、SDGsやESG投資が活性化していることに起因します。「むしろ、時代が追い付いてきた(笑)。」と田原さんは仰います。「企業が新しい事業をすると、色々なメディアや調査機関が環境への取り組みを評価します。それは極めて一方的な定性的な調査だったり、偏った情報なども多く見受けられます。その曖昧な分析のネガティブな評価で、企業が事業や投資の機会を失ったり、はたまた保険を掛けられず、変なリスクを背負うことに、大きな課題を感じています。僕たちの技術のサポートが、その曖昧さを少しでも払しょくし、企業の新しい成長に繋がればと思っています。」

地圏環境テクノロジーは、いま、その新しいシステムを開発するためのチーミングをスタートしています。「アスタミューゼさんも、どんどん、僕と採用部門を突き上げてください。スカウトもどんどん打ちますし、面談も積極的にしますよ。これから地圏の新しい事業を加速させたいです。人材戦略は、次の経営戦略の大事な核なのです。」と最後に笑顔でお話になられました。

私たちも地圏環境テクノロジーに、人材採用で引き続きサポートしていきます。

※地圏環境テクノロジーの採用情報(2020年9月現在)
https://career-scope.jp/user/job/view/22

トップ自らが社会課題に向き合い、明確なビジョンを発信することで、自社のコアになる人材を採用する。経営戦略が人事戦略とほぼイコールになっている時代に、田原社長のような採用手法は、今後非常に重要になると思います。
世界をより良くし、「実現したい未来」を実現する。そのようなヒトと企業の想いが、数多くの社会課題を解決していきます。新しい挑戦をするヒトと企業を、SCOPEは応援しています。

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