5年先の社会を発信するラボ
  • 5年先の社会を発信する未来ラボ
未来でつながるヒトと企業

理系プロフェッショナルのシンクタンク「日本の人事部が知らないシゴトの価値観」Vol.12

60万件の求人票データから紐解く「データサイエンティスト」の実態。
平均年収、必要条件(技術・スキル)、業種・業界から分かる採用要件とは?

理系プロフェショナルの採用要件を導き出し、優秀な人材を採用する
「求職者のインサイト分析によるブランド開発BOOK」配布中(無料)
https://career-scope.jp/contents/insights-report/

理系プロフェッショナル※の採用を行う「転職ナビ」約400サイトおよび「SCOPE」に掲載されているアスタミューゼが保有する約60万件の求人データから、昨今、最も採用要件の定義が難しいと言われる職種の一つである「データサイエンティスト」の採用要件を可視化した。
※理系プロフェッショナル:研究職、技術職、開発職、専門職を中心とした当社サービスの会員

—————————————————————————————————————-
<調査概要>
調査実施期間:2019年2月1日~2020年1月31日
—————————————————————————————————————–

【データサイエンティストの平均年収 下限:466.3万円/上限:844.7万円】
データサイエンティストの求人票における年収(下限)の平均は466.3万円であった。ボリュームゾーンとしては、400万円~450万円(29.7%)、500万円~550万円(19.8%)が多い。
国税庁が発表する日本の平均年収429.6万円からすると、それを上回る結果となった。
(参照:国税庁 平成30年分民間給与実態統計調査結果について)
https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2019/minkan/index.htm

また年収(上限)の平均は844.7万円であり、年収1000万円が最も大きなボリュームゾーンで24.8%である。また800万円以上で67.3%を占めており、スキルや経験によっては年収はかなり高い。

 【データサイエンティストの募集職種:マーケティングからメーカーまで幅広い】
「インターネット・広告・メディア」「コンサルティング・リサーチ」「IT・通信」「機械・電気」が10%を超えている。上位は、いわゆるデジタルマーケティングの業種が占めている。
また「機械・電気」といったメーカーも増えている。さらに、昨今、話題の多いFinTechの「金融」から「素材・化学・食品」「医薬品・医療機器」「建設・プラント・不動産」「小売」といったマーケティングや広告関連ではない他分野からの採用が多くなっている。

【データサイエンティストの必須条件:SQL、英語、Python、機械学習・深層学習・AI】
必要条件として頻出する単語を抽出し、5%以上のものを抜粋した。上位は「SQL」34.3%、「英語」30.5%、「Python」23.8%、「機械学習・深層学習・AI」21.9%、「R」21.0%であった。
必要条件を見ていくと、「Exce」lや「Access」などの基本的なデータ分析は大前提であり、「SQL」がトップでほぼ必須となっている。「英語」は一般的なビジネスパーソンと同様に高い。プログラミング言語は「Python」が中心で、さらに「機械学習・深層学習・AI」のスキルも重要視される。また「プロジェクトマネジメント」が6.7%と上がっており、組織やプロジェクトを統率できる能力も一部では必要のようだ。

【募集企業の平均年齢36.2歳/事業規模は、大企業が中心】
データサイエンティストを募集する企業の平均年齢は36.2歳と比較的若い。
また従業員規模は、平均7,336名、資本金は28,460百万円と、大企業が中心となっている。
(参照:東京商工リサーチ:上場企業の平均年齢は41.4歳)
https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20190730_01.html

<総括>
データサイエンティストは、データだけを分析に留まらず、「SQL」は基本要件であり、「プログラミング(Python)」、「機械学習・深層学習・AI」の経験や「プロジェクトマネジメント」といったリーダーの資質も求められる。幅広い技術やスキルも求められるため、高い年収での募集が増えている。また業種は、かなり多様化しており、マーケティングのみならず、メーカーからのニーズも見受けられる。また比較的年齢層の低い企業の募集が多いが、従業員数、資本金ともに大企業も数多く採用に力を入れていることが分かる。

理系プロフェショナル※の採用要件を導き出し、優秀な人材を採用するための「求職者のインサイト分析によるブランド開発BOOK」配布中(無料)
https://career-scope.jp/contents/insights-report/

<SCOPEとは>
SCOPEは、成長市場・先端領域のイノベーターから技術職、研究職、開発職、専門職に特化したダイレクトリクルーティングサービスです。「実現したい未来でつながる採用プラットフォーム」というコンセプトのもと、「社会課題」と「職種・技術・スキル」で、ヒトと企業が繋がる採用支援サービスを提供しています。

■アスタミューゼについて
世界の新事業、新製品/サービス、新技術/研究の情報に併せて80か国の特許情報などを、独自に定義した136の”成長領域”とSDGsに対応した今後人類が解決すべき105の“社会課題”に分類・分析。2億件を超える世界最大級のイノベーションキャピタル(イノベーションの源泉となる資産)のデータベースを構築、活用し、未来創造、社会課題解決のための新規事業提案やM&Aのコンサルティング、投資情報の提供、先端企業や技術、専門人材のマッチングを行う。また、広くサービスをご利用いただけるよう、新規事業創出支援を「ICP(InnovationCapital Pathfinder)」、人材マッチングサービスを「SCOPE」などのSaaS(Software as a Service)としてもご提供し、より多くのイノベーション創出を目指している。
******************************************
【本件に対する問い合わせ】
アスタミューゼ株式会社
SCOPE運営事務局
Email: scope-support@astamuse.co.jp

PAGE TOP